整形外科 業務内容
 整形外科シニアレジデントの皆さんが日本整形外科学会専門医になるまでの6年間(日本整形外科学会入会後6年間)のうち初期の3年間に目指すべきことはまず"generalistとしてどのくらい経験を積むか"でしょう。
 当院では外傷を中心に、脊椎外科、関節外科、手の外科などほぼ整形外科全般の手術を経験することができます。  日本では超高齢者社会を迎えています。特に骨粗鬆症を基盤とした高齢者の上腕骨外科頚骨折、橈骨遠位端骨折、大腿骨頸部・転子部骨折は今後の整形外科を担っていく先生方にとっては必修の分野です。当院ではそれらの症例を経験することが多く、そのような症例は年間約200〜300例程度あります。高齢者は内科既往症を有している事も多いため皆さんのようにジュニアレジデント研修で内科や麻酔科などの知識を持った先生方はやりがいも大きいと思います。
 H19年は年間685例の手術件数でした。当院の現状では執刀医1人で手術をする割合が多いため、レジデントの皆さんが手術に入るときには90%以上執刀医として、あるいは第1助手として手術に入ることになります。基本的には1年間助手として手術を経験しつつ、2年目からは指導を助手としてうけながら執刀医としての経験を積んでいきます。したがって整形外科generalistとしては他の施設で研修を行うよりも早く独り立ちすることができるでしょう。
 当院の指導医は4人で、臨床経験は10年〜15年ですがまだまだ発展途上にあります。ご年配の立派な部長先生に指導していただくのは勉強にはなりますが、実際わからないことがあったとしても"こんな質問してもいいの?"という雰囲気があるのも事実でしょう。
 たとえば部活でもOBの大先輩には聞けないことも、ちょっと上の先輩にはいろいろ聞けることを皆さんも経験したことがあるでしょう。 一方で我々だけで解決できない症例もあります。当院整形外科は岡山大学関連病院のため難しい手術は大学からその道の専門医に来てもらい手術を行います。日本でトップレベルの手術を見学することも可能です。
 我々と一緒に勉強していろいろな経験をともに積み重ね、成長していこうではありませんか!
  • 基本的には指導医とミットをくんでマンツーマンでの研修指導をうけていただきます。ただし幅広く研修していただくために一定期間ごとに指導医が変わることがあります。
  • 骨折や脱臼の救急外傷患者の初期治療から入院、手術、リハビリテーションに至るまでの一連の治療の流れを主に学んでいただきます。そのほか関節外科・脊椎外科などの変性疾患の診断、治療などについても研修していただきます。
  • 臨床経験および疾患についての知識の習得のみならず、それらをふまえた学会発表、論文執筆などの研究についても指導していきます。

指導医数 4人(H5年卒、H8年卒、H9年卒、H10卒)
H19年(1月〜12月)の手術実績 685件

 外傷  上肢 120例
 下肢(人工骨頭置換術以外) 141例
 人工骨頭置換術 70例
 関節  鏡視下手術 26例
 人工股関節置換術 21例
 人工膝関節置換術 16例
 脊椎  頸椎 9例
 腰椎(ヘルニア以外) 18例
 腰椎椎間板ヘルニア 13例
 手の外科  手根管症候群 29例
 弾発指 31例
 切断  上肢 3例
 下肢 22例

H19年度臨床研究実績
学会発表 6回
論文発表 4編

週間スケジュール

  8:15 9:00 午後 17:00 17:30
月曜日 Xp カンファ 病棟担当医回診
初診/処置外来
手術    
火曜日 Xp カンファ 病棟担当医回診
初診/処置外来
手術、装具診 術前カンファ 勉強会
水曜日 Xp カンファ 病棟担当医回診
初診/処置外来
手術    
木曜日 Xp カンファ 手術日(回診は主治医各自) 手術    
金曜日 Xp カンファ 病棟担当医回診
初診/処置外来
検査、外科系救急当番 術前カンファ  
土日   当番医による病棟回診      

※病院は土日週休二日制です。